資格・進路

取得できる資格と国家試験合格状況

取得できる資格

看護師

本学科を卒業または卒業見込みにより、看護師国家試験の受験資格が得られます。

看護師は患者様の療養上の世話や診療の補助をする職種で、病院や診療所、訪問看護ステーションなどに勤務しています。毎年5月には、日本看護協会で、一般の方に看護をよく理解していただくための「ふれあい看護体験」なども行われています。

保健師(平成23年度入学生より選択制*)

本学科において、公衆衛生看護学実習を含む11単位を選択して履修することで、卒業または卒業見込みにより、保健師国家試験の受験資格が得られます。また保健師国家試験に合格し保健師免許取得後には、申請により養護教諭(2種)免許、第1種衛生管理者免許が取得できます。

保健師は主に地域の保健所や保健センター、企業の健康管理室に勤務し、住民や労働者の健康管理や保健指導等を行い疾病予防や健康推進のために働いています。

社会的情勢を受けて、平成23年度入学生から、学士課程のカリキュラムをより充実させ、確かな実践能力を有した看護師・保健師の育成を目指します。

選択希望者が一定の人数を超過した場合は、選考審査があります。また養護教諭と保健師のどちらかの一方の課程しか在学中に選択することはできません。

養護教諭(平成24年度入学制より選択制*)

本学科において、養護実習を含む33単位を選択して履修することにより、卒業と共に養護教諭1種免許が取得できます。

養護教諭は、いわゆる保健室の先生として、児童・生徒の救護活動のほか、学校内の安全や衛生状態を管理し、必要な教育活動も行います。

養護教諭と保健師のどちらかの一方の課程しか在学中に選択することはできません。

これまで本学では助産師の教育にも積極的に取り組み、多くの卒業生が現場で活躍しています。この数年間の助産師国家試験も全員が合格しています。

平成21年度からの看護教育のカリキュラムの改訂(単位数の増加)や昨今の周産期医療の状況を踏まえ、平成21年度入学生から、助産師教育を学部からの卒業後に助産学専攻科で行う形に移行しました。

国家試験合格状況と取り組み

看護職として従事するためには、国家試験に合格する必要があります。看護学科では、学生の主体的な学習を重視していますが、教員は学生からの求めに応じて補習授業を行ったり、学年担任が学習状況を確認したり、模試の受験を促すといった形でサポートしています。

これまでの国家試験の合格状況をみると、何らかの理由で出願後受験を取りやめた学生などを除き、ほとんどすべての学生が国家試験に合格し、予定していた就職先に就職をしています。

資格 対象 平成28年度 平成27年度 平成26年度
看護師 本学 85/86 (98.8%) 78/81(96.3%) 78/78 (100%)
全国 (89.4%) (90.0%) (89.8%)
保健師 本学 22/23(95.7%) 20/20(100%) 77/78(98.7%)
全国 (89.8%) (99.4%) (86.5%)

注:合格者数/受験者数(合格率)を示した。

卒業後の進路

病院の看護師として勤務する卒業生が例年最も多く、就職先としては都立病院や東京都保健医療公社の病院、国立の専門病院(国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター等)、都内の大学病院(東京大学医学部附属病院、東京医科歯科大学医学部附属病院等)以外にも、地域の中核的な病院に活躍の場を求める者など、自分のキャリアプランに沿って就職先を自分で探し出してくる学生が多く、卒業生が例年30か所以上に分かれます。大多数が都内の医療機関に勤務し都民の生命や健康を護っています。

また多くの卒業生が東京都や特別区23区の保健師などとして、倍率の高い試験をくぐり抜け、地域住民の健康水準の向上のために地域で活躍しています。

本学の大学院や助産学専攻科のほか、学外の助産師養成課程、養護教諭特別別科などを新たな道として選ぶ卒業生もいます。

平成28年度の卒業生の進路の概略
看護師 83%
保健師 7%
養護教諭 3%
助産学専攻科 6%

将来は?

本学の卒業生に限らず、一般に数年間は病院などに勤務して、基礎的な看護の能力を育むことが多いようです。

その後は、エキスパートナースとなるために認定看護師や専門看護師としての研鑽を積む人や、病棟の管理職として活躍する人、改めて養護教諭や助産師の教育課程に入りなおす人、訪問看護師やケアマネージャーとして地域で活躍する人、大学院に進学して教育や研究に従事する人もいます。

それぞれの道を極めるのには、努力が必要ですが、大変様々な可能性が開かれているといえます。