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分野紹介

国際看護/医療人類学(博士前期課程)

分野の目指すもの

「医療人類学」は対象となる国や人びとの「人間」「健康」「病気」「医療」について多角的に学ぶ学問領域であるため、「国際看護」と親和性の強い基礎看護系の領域です。自分とは<異なる文化>の病気観や治療行動が、その人たちが暮らす文化的/社会的背景とどのように結びついているのかを概観しながら、看護/医療の対象となる人びとについて考えます。
「医療人類学」を学びたいと思う人は、国際協力で海外から帰国したボランティア経験者や、海外の医療に関心がある方が多いと思います。学部で「文化人類学」の基礎知識を学んでいないので、「医療人類学」を学ぶことは難しいと思われるかも知れませんが、医療人類学も看護学も「人間とはなにか?」について探求する学問という意味では共通しています。
国内の看護系大学では、学部の一般教養の選択科目として「医療人類学」を開講しているところはありますが、看護系大学院で「医療人類学」を学べるところはほとんどありません。

教員
准教授 野村 亜由美

分野の教育内容

本コースでは、医療人類学の基礎的知識をまなびながら、日本国内のみならず、途上国における医療や健康等について、フィールドワークを通して現地の人とともに考え、対象を理解することに努めます。

研究テーマ

私の研究テーマは「老い」と「認知症」です。どちらもむかしは病気ではなく、自然なものとして考えられていました。どの世界も同じでしょうか?「老い」に対する考え方も違いますし、「認知症」という概念のない国もあります。人間におこるさまざまな事象が文化によって異なるとするならば、それはなぜなのか?ということに関心をもっています。

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