ラボ紹介 フィールドワーク・リサーチ・ラボ

活動内容

人類学の調査方法として発展し、現在、質的研究の調査方法として広く用いられている「フィールドワーク」という手法を学び、かつ教育に活用することを提案して実践する学際研究ラボです。フィールドワークによる学際的な研究に取り組むこと、および多様性を尊重しながらグローバルに活躍できる人材育成のための基盤作りを目指します。

ラボのタスク

  1. フィールドワーク(インタビューなどの質的調査を含む)についての研究
  2. フィールドワークを学部生、大学院生、社会人の調査方法に活用する方法の検討
  3. メンバーによる、学際的研究の提案
  4. 異文化交流事業/ワークショップや学生主体のメディカルスタディツアーの実施
  5. その他

メンバー

氏名(職位) 所属 専門分野・研究キーワード
西村ユミ(教授) 看護科学域 実践知、急性期医療、病院の看護、現象学的研究、遺伝性疾患
野村亜由美(准教授) 同上 医療人類学、南アジア研究、認知症、ケアの生態学、仏教と瞑想
山本美智代(教授) 同上 障害児、同胞、障害児看護、小児看護
村上優子(助教) 同上 現象学的研究、外傷により脊髄を損傷した人の経験の研究
小林隆司(教授) 作業療法科学域 小児から高齢者にわたる作業の習慣化プロセスの解明と介入プログラムの開発
塩路理恵子(教授) 同上 臨床精神医学、森田療法を中心とした精神療法、不安症・気分障害を中心とした精神病理学
谷村厚子(准教授) 同上 地域精神保健サービスにおける作業療法の実践に関する研究
池田由美(教授) 理学療法科学域 運動学習、運動制御、認知機能、機能回復、脳機能
綾部真雄(教授) 人文科学研究科社会行動学専攻社会人類学分野 エスニック・セキュリティ論、タイ地域研究、少数民族・先住民研究
田沼幸子(准教授) 同上 キューバ、映像、ディアスポラ、ポスト・ユートピア、革命
石田慎一郎(准教授) 同上 社会人類学、法人類学、東アフリカの民族誌(ケニア中央高地イゲンベ地方)
深山直子(准教授) 同上 先住民研究、オセアニア研究、沖縄研究、島嶼研究
河野正治(准教授) 同上 文化人類学、ミクロネシア民族誌、伝統的権威論
河合洋尚(准教授) 同上 1.景観人類学、都市空間の人類学、フードスケープ論 2.漢族(特に客家系)社会のマルチサイト民族誌 3.公共人類学、実践人類学(景観、文化遺産等での人類学的知識の社会還元)
澤井充生(助教) 同上 社会人類学、中国の少数民族、イスラーム復興、植民地人類学、ハラール産業

研究資金

坂井志織(研究代表者)
助成金名 トヨタ財団研究助成プログラム
研究課題名 慢性の病い経験を捉える新しい概念生成に関する現象学的研究-治癒や管理とは異なる視座の開拓-
課題番号 D17-R-0563
研究期間 2018~2020年
坂井志織(研究代表者)
助成金名 文部科学省科学研究費:若手研究
研究課題名 がん化学療法のしびれの現れを捉える現象学的研究-オノマトペを用いた評価指標案の作成
課題番号 18K17526
研究期間 2018~2021年
山本美智代(研究代表者)
助成金名 科学研究費補助金―基盤研究(C)
研究課題名 重症心身障害者の成人移行期の問題および家族の心理的プロセス
課題番号 19K11037
研究期間 2019~2022年
山本美智代(研究分担者)
助成金名 科学研究費補助金―基盤研究(C)
研究課題名 障害児者にとっての避難所、福祉避難所問題.-東日本大震災を事例に-
課題番号 18k02067
研究期間 2018~2020年
西村ユミ(研究代表者)
助成金名 科学研究費補助金―基盤研究(C)
研究課題名 急性期病院を中心とした地域との多職種連携に関する質的研究
課題番号 20K10407
研究期間 2020〜2022年
野村亜由美(研究代表者)
助成金名 科学研究費補助金―基盤研究(C)
研究課題名 津波被災後のスリランカにおけるケア実践の回路:認知症をめぐる宗教と生の生態学
課題番号 20K12373
研究期間 2020〜2022年
野村亜由美(研究分担者)
助成金名 地球研実践プロジェクト予備研究
研究課題名 脳神経疾患に対する「ケアの生態学」アプローチ―生態社会環境に埋め込まれた包括的ケアのモデル構築
課題番号  
研究期間 2020年~
野村亜由美(研究分担者)
助成金名 国立民族学博物館研究プロジェクト
研究課題名 心配と係り合いについての人類学的探求
課題番号  
研究期間 2018~2022年